市場が混乱して相場が急変するときには、多くの方が一瞬で大きな損失を出してしまいます。
私も以前書いたようにFXで一瞬のうちに大きな損失を出しました。
市場の中で、〇〇ショックと言われるような時には、損失を出す方も多いと思います。
金額もさまざまで、Twitterなどには損失額のキャプチャを載せている方もいらっしゃいます。
「数十年分の利益が吹き飛んだ」なんて方もいらっしゃって、同じ経験をした分、それを見てるだけで辛さが蘇ってきます。
お金だけでなく、その間にかけた時間も全て無駄になってしまったということですよね。
損失額の違いはあれど、みんな大切なお金には変わりません。
ですが、人によってその後の行動は違います。
FXのフラッシュクラッシュで損失を出した時には、「短期的な急落は元に戻る」と言ってすぐに取引を再開した方もいれば、トレードを引退するという方も多かったです。
何より、元手を全て無くしてしまったら取引はできませんし、手持ち以上の取引をしていれば0以下になってしまいます。
私の場合は、すごく落ち込みましたし、なくなったお金のことばかり考えてしまいました。
「あのお金があれば、、、」とずっと考えていました。
残ってたポジションすら、この後の急落で無くなるんじゃないかと怖くなり、ポジションを解消しました。
調べれば、FXの失敗談が多く出てきます。
それくらい怖いものだと知らずに、なんとなく始めて、私のやり方自体が典型的な失敗パターンなんだと気付かされました。
短期トレードは損切りが大切と散々書かれていますが、実際にやるのはなかなか難しいです。
そして、少しの損切りをらためらった結果大きな損失を出してしまうのです。
当時はとても辛いものでしたが、リカバリーができること、いろんなことを考えるきっかけになったことで、経験としては次に活かすことができました。
散々体験談を読んでも、しっくりこなかったものが経験してみると一瞬で理解できますし、その後同じ体験談を読んでも感じるものが変わってきます。
そして何よりも、「短期で取り返してやる」という気持ちが出なかったのが良かったかも知れません。
それでうまく行く方もいるでしょうが、損失を出したあとは、なんとか取り返そうと無茶な取引をして損失を拡大させている方もいました。
損を出したあとは、しばらく離れてみるのがいいんじゃないかなとは思います。
何より当時のレートからすれば、今までポジションを持ってさえいればかなりの利益になっていました。たらればを言っても仕方ありませんが、、、